骨女(ほねおんな)

骨女(ほねおんな)擬人化イラスト

妖怪名

骨女(ほねおんな)

主な特徴

遠目には、あるいは気に入った人間の目には、洗練された美しい和装を纏い、美しく着飾った女性の姿として映る。しかし、その正体は肉のない、衣を纏っただけの骸骨である。

出現場所

墓地, 家屋

関連都道府県

全国

能力・行動

  • 幻惑・認知干渉
    特定の人間に対し、自らを絶世の美女に見せる。この幻惑は強力で、相手は骨女の真の姿に気づくことなく、その魅力に溺れていく。

  • 執念による現出
    生前に持っていた強い愛着、未練、怨念によって骸骨の状態のまま動いている。その執念が尽きぬ限り、現世に留まり続ける。

  • 魚骨への嗜好
    魚の骨を異常に好み、見つけると行儀悪くしゃぶりつくという、生前の教養とはかけ離れた奇癖を持つ。

  • 仏力への拒絶
    お坊さんや仏像、経文などの仏力、法力に触れると、その霊的結合が弱まり、バラバラに崩れることがある。

危険度ランク

B(警戒すべき)

物理的危害

低(軽傷)

直接的な暴力で命を奪うことは少ない。しかし、生前の未練によって特定の人物に執着し、その人物の精気を吸い取ったり、病に伏せさせたりすることで、結果的に死に至らしめることがある。

精神的影響

高(精神崩壊・死)

幻惑によって判断力を奪われ、周囲の忠告を聞き入れなくなる。正体を知った時の恐怖は凄じく、発狂する者もいる。また、その執着心は対象者にとって多大な精神的ストレスとなる。

遭遇確率

★☆☆☆☆

伝承・歴史

江戸時代の怪談集『絵本百物語』などに登場する。

生前の未練や怨念によって骸骨が動き出し、人々を惑わす妖怪として描かれている。特に「牡丹燈籠」の伝承は有名である。

遭遇したらどうすればいい?

  • お坊さんに会う
    仏力によって一時的に退ける、あるいは崩壊させることができる。

  • 魚の骨を与える
    好物を与えて注意をそらし、その隙に逃げる。

  • 生前の未練を晴らす
    根本的な解決策。未練を晴らすことで成仏させることができる。