マナナンガル(まななんがる)

マナナンガル(まななんがる)擬人化イラスト

妖怪名

マナナンガル(まななんがる)

主な特徴

日中は美しい女性の姿をして人里に紛れているが、夜になると上半身と下半身が分離し、背中からコウモリのような巨大な翼を生やして夜空を飛翔する。

出現場所

家屋, 森・竹林

関連都道府県

海外

能力・行動

  • 身体分離・飛翔能力
    腰のあたりから体を二つに切り離し、上半身のみで自在に空を飛ぶ。

  • 長大で柔軟な舌
    鋭く伸びる管状の舌を屋根の隙間や窓から忍び込ませる。

  • 吸血および胎児の吸食
    眠っている人間の血を吸うほか、特に妊婦のお腹の中にいる胎児を吸い出すとされる。

危険度ランク

S(最強)

物理的危害

高(致命的)

鋭い爪や長舌による吸血・直接的な殺傷能力を持ち、特に妊婦や胎児に対する致死的な危害を加える。

精神的影響

高(精神崩壊・死)

真夜中に屋根の上で翼を羽ばたかせる音や、人間の姿から凄惨な肉体分離を果たす目撃体験は極めて強い恐怖と狂気を与える。

遭遇確率

★☆☆☆☆

伝承・歴史

フィリピン全域に伝わる代表的な魔女・吸血鬼「アスワング」の一種。

昼間はごく普通の美しい女性として社会に溶け込んでいるが、夜になると薬品や油を体に塗り、上半身を切り離して獲物を探す。分離した下半身は無防備な状態で隠された場所に残される。

遭遇したらどうすればいい?

  • 下半身への塩・ニンニク・灰の散布
    隠された下半身を探し出し、切断面に塩、潰したニンニク、または灰を振りかける。これにより上半身が再結合できなくなり、朝日を浴びて滅びる。

  • 魔除けの所持
    スティングレイ(エイ)の尾で作った鞭、酢、または魔除けの香草を携帯する。伝承においてこれらはマナナンガルを遠ざける効果を持つ。