太三郎狸(たさぶろうだぬき)

太三郎狸(たさぶろうだぬき)擬人化イラスト

妖怪名

太三郎狸(たさぶろうだぬき)

主な特徴

巨大な体躯を持つ狸。

屋島の守護神であり、通常は菅笠を被り、右手に帳面、左手に徳利を持った風格漂う老人の姿、あるいは高潔な僧侶の姿で現れる。

出現場所

山, 神社・寺院

能力・行動

  • 日本三大狸の筆頭
    佐渡の団三郎狸、淡路の芝右衛門狸と並び、日本で最も力を持つ狸の一角。

  • 千変万化の化術
    一瞬にして軍隊や豪華な館、あるいは巨大な仏像などに化ける能力。

  • 予知・予言
    先の戦や吉凶を予見し、人々に進むべき道を示す。

  • 子宝・商売繁盛の加護
    信仰の対象として、子孫繁栄や商売の成功をもたらす。

危険度ランク

C(ほぼ無害)

物理的危害

なし

人間に対して直接的な暴力を振るうことはなく、むしろ地域の守護や迷った者の導き手として機能する。

精神的影響

低(気味が悪い)

化術によって驚かせることはあるが、それは戒めや教訓、あるいは余興であり、精神を破壊するような悪意はない。

遭遇確率

★☆☆☆☆

現在は屋島寺にて蓑山大明神として祀られており、実体としての遭遇は稀である。

伝承・歴史

ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する「隠神刑部」などの有力狸のモデルの一つとされるほか、四国を舞台にしたファンタジー小説やゲーム等に、狸の長や神官キャラクターとして頻繁に登場する。

遭遇したらどうすればいい?

  1. 敬意を払う
    礼儀を欠かさず、神仏に対するように接する。無礼な態度を取れば、化術によって手酷い赤恥をかかされる。

  2. 供え物をする
    好物である小豆飯や酒、油揚げなどを供える。伝承に基づき、屋島寺の祠に参拝することが現代における唯一の「対処」である。