分類: 山の妖怪
妖怪名
鈴鹿御前(すずかごぜん)
主な特徴
天女としての神々しい美貌を持ちながら、腰には三振りの宝剣を帯び、戦場では鬼神のごとき強さを発揮する女戦士の姿。
平安時代の貴族的な優雅さと、荒ぶる神としての威圧感を併せ持っている。
出現場所
山
関連都道府県
三重県, 滋賀県
能力・行動
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三振りの宝剣(大通連・小通連・顕明連)
自由自在に空中を舞い、敵を討つ魔法の剣を操る。 -
神通力の行使
天女としての強大な魔力を持ち、霧を呼び、天候を操る。 -
変幻自在の出自
第六天魔王の娘とも、鈴鹿山の女神とも言われ、存在の次元が異なる。
鈴鹿御前は単なる妖怪ではなく、国家を揺るがすほどの力を持った「異能の存在」ともいわれている。
文献によっては、坂上田村麻呂と知恵比べをし、最終的には協力して大嶽丸などの強力な鬼を討伐するパートナーとして描かれる。
危険度ランク
S(最強)
物理的危害
高(致命的)
三振りの宝剣による広範囲攻撃は回避不能。その一振りで山を崩し、軍勢を壊滅させるほどの破壊力を有する。
精神的影響
中(恐怖・呪い)
その圧倒的な神々しさと美しさに、目撃した者は恐怖よりも畏敬の念を抱き、戦意を喪失すると伝えられている。
遭遇確率
★☆☆☆☆
伝承・歴史
室町時代の『田村草子』や『鈴鹿の草子』に詳しく記されている。
当初は鈴鹿山を支配する恐るべき女盗賊「立烏帽子」として登場することもあるが、その正体は天界から降臨した第四(または第六)天魔王の娘とされ、坂上田村麻呂と結ばれる悲恋や共闘の物語が語り継がれています。
遭遇したらどうすればいい?
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誠実な対話と知恵比べ
力でねじ伏せることは不可能なため、誠実さを持って接し、知略で認められる必要がる。 -
坂上田村麻呂の名を出す
彼女の唯一の理解者である田村麻呂の縁者に連なることを示せば、守護を得られる可能性がある。