分類: 人型妖怪
妖怪名
しょうけら(しょうけら)
主な特徴
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全身を黒く長い毛で覆われた、小柄な人型の妖怪である。
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三本の鋭い指を持ち、素早い動きで屋根を駆け回る。
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常に邪悪な笑みを浮かべ、その鋭い目は罪人を捉えようとしている。
出現場所
家屋
関連都道府県
全国
能力・行動
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庚申(こうしん)の夜、寝ている人間の体内に住む「三尸(さんし)」の虫が抜け出し、天帝にその人の罪を報告しようとするのを監視する。
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天帝への報告を阻止しようとする「青面金剛(しょうめんこんごう)」と、青面金剛の使いである「三猿」の行動を、屋根の上から不気味に覗き見ている。
危険度ランク
B(警戒すべき)
物理的危害
低(軽傷)
人間に直接的な危害を加えることは少ない。しかし、屋根から瓦を落としたり、家の周りを走り回って騒音を立てるなどの嫌がらせを行うことがある。
精神的影響
中(恐怖・呪い)
屋根の上から常に監視されているという感覚は、人間に多大な精神的ストレスを与える。また、その不気味な姿と笑い声は、人々に恐怖心を植え付ける。
遭遇確率
★★☆☆☆
伝承・歴史
江戸時代の鳥山石燕『画図百鬼夜行』に描かれたのが初出である。
庚申待(こうしんまち)という信仰行事に関わる妖怪であり、三猿のモチーフの由来となったという説も存在する。
遭遇したらどうすればいい?
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三猿のポーズ
庚申の夜は起きて過ごし、青面金剛の真言を唱え、三猿のポーズを模倣することで、しょうけらの監視を避けることができるとされている。 -
屋根の修理
家屋の屋根を清潔に保ち、瓦の破損を修理することで、しょうけらの侵入を防ぐことができるという伝承もある。