分類: 人型妖怪
妖怪名
金平鹿(こんへいか)
主な特徴
屈強な体躯を持つ鬼の首領。
鋭い眼光と異国風の装束を身に纏い、海賊のごとき荒々しさと王者の風格を併せ持つ。
出現場所
海
関連都道府県
三重県
能力・行動
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海上襲撃
迅速な操船技術で商船を拿捕する。 -
怪力無双
常人を遥かに凌ぐ身体能力で重い武器を操る。 -
統率力
多くの手下(鬼)を従え、組織的な略奪を行う。 熊野の海を根城にし、神通力に近い航海術を用いて霧の中から現れては消える。その力は自然界の驚異として恐れられた。
危険度ランク
S(最強)
物理的危害
高(致命的)
商船を破壊し、抵抗する者を容赦なく切り捨てる。
精神的影響
中(恐怖・呪い)
その存在自体が海の災厄として船乗りたちの恐怖の対象となっている。
遭遇確率
★☆☆☆☆
現在は討伐された伝説の存在。
伝承・歴史
三重県熊野市の名勝「鬼ヶ城」に伝わる伝説。
平安時代、坂上田村麻呂が桓武天皇の命を受け、この地を荒らしていた金平鹿率いる鬼の一味を討伐したとされる。
千畳敷の岩場を根城にし、海を支配していた。
現代文化での登場
地元熊野の民話や、坂上田村麻呂の東国征伐を描いた歴史ファンタジー作品、演劇などで強大な敵役として描かれる。
遭遇したらどうすればいい?
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武力の行使:
伝説では坂上田村麻呂の放った矢によって討たれた。 -
神仏の加護
観音菩薩の助けを借りることで、その妖力を封じることが可能とされる。 個人の力で抗うことは不可能に近く、国家規模の討伐軍あるいは神仏の加護を受けた英雄の介入が必須。