人面犬(じんめんけん)

人面犬(じんめんけん)擬人化イラスト

妖怪名

人面犬(じんめんけん)

主な特徴

体躯は中型犬のそれであるが、頭部のみが中年男性の顔を持つ。

一見すると夜道の野良犬だが、振り返った際の不気味な人間顔と、疲弊したような表情が強い第一印象を与える。

出現場所

村・町

関連都道府県

全国

能力・行動

  • 超高速走行
    時速100キロメートルを超える速度で疾走し、走行中の自動車を追い越す。

  • 言語能力
    人間の言葉を解し、流暢に会話する。ただし内容は極めて悲観的、または排他的である。

  • 感染能力
    噛まれた人間は、その肉体の一部が変質し、人面犬へと変貌を遂げるとされる。

危険度ランク

B(警戒すべき)

物理的危害

中(危険)

時速100キロメートルでの接触事故、および噛みつきによる変質のリスクが存在する。

精神的影響

高(精神崩壊・死)

生理的な嫌悪感を催す外見に加え、執拗につきまとわれることによる精神的摩耗、日常の平穏の喪失を招く。

遭遇確率

★☆☆☆☆

ブーム時は高かったが、現在は目撃例が減少。

伝承・歴史

1980年代後半から1990年代初頭にかけて日本を席巻した現代妖怪の代表格。

メディアを通じて爆発的に広まったが、その起源は古く、江戸時代の見世物小屋で人気を博した「人面獣」や「件(くだん)」の系譜を継ぐものとも推察される。

遭遇したらどうすればいい?

  1. 無視を貫く
    関心を向けないことで相手の戦意を喪失させる。

  2. 食事を与える
    江戸時代の俗信によれば、食べ物を与えることで立ち去るという説がある。