妖怪名
団三郎狸(だんざぶろうだぬき)
主な特徴
普段は佐渡島の山深くにある狢(むじな)の頭領として振る舞う。
変化の術に長け、人間や他の動物、果ては道具や風景まで、自在に化ける。
一見、親しみやすい老人の姿で現れることもあるが、その正体は巨大な狸である。
出現場所
山, 村・町
関連都道府県
新潟県
能力・行動
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変化の術
狸の中でも最高峰の変化の術を持つとされる。人間に化ける際は、その人物の外見だけでなく、声や仕草まで完璧に模倣する。 -
幻術
相手の感覚を惑わす幻術を操る。ありもしない幻を見せたり、相手の目的を失わせたりする。 -
怪力
巨体に比例した怪力を持ち、大木をなぎ倒したり、巨大な岩を投げ飛ばしたりする。 -
富の授与
団三郎狸は単なるいたずら好きではなく、人間に対して富を授けることもある。ただし、その代償を求められることもある。 -
医術
一説には、医術に精通し、病人を治療したという伝承もある。
危険度ランク
B(警戒すべき)
物理的危害
低(軽傷)
団三郎狸自身が人間に直接危害を加えることは少ない。しかし、幻術やいたずらによって、人間が自ら危険な状況に陥る可能性はある。
精神的影響
中(恐怖・呪い)
幻術によって混乱や恐怖、不安を引き起こされる。また、団三郎狸に騙されたことによる精神的ダメージも考えられる。
遭遇確率
★★☆☆☆
伝承・歴史
新潟県佐渡島に伝わる狸の首領。島内の狸を統率し、人間と共存していたとされる。
団三郎狸は、江戸時代初期に佐渡金山が開発された際、鉱山で働く人々を助けたという伝説がある。
また、団三郎狸は、島内の病人を治療したり、貧しい人々に金を分け与えたりしたという。
これらの伝説から、団三郎狸は佐渡島の人々から敬われ、信仰の対象にもなっている。
現代文化での登場
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アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期に、佐渡島を拠点とする狸の頭領として登場。
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ゲーム「刀剣乱舞」に、刀剣男士・肥前忠広の回想に登場する。
遭遇したらどうすればいい?
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団三郎狸の好物(団子や酒)を供える
団三郎狸は食いしん坊なため、好物を与えることで機嫌を良くし、難を逃れることができる。 -
正体を見破る
変化の術は完璧ではないため、不自然な点を見つけ出し、正体を見破ることができれば、幻術を解くことができる。 -
敬意を払う
団三郎狸は佐渡島の人々から敬われているため、敬意を払うことで、怒りを買い、危害を加えられることを防ぐことができる。